ご主人様と雌犬あいとの日常

愛しいご主人様との日常をひっそりと。

ご主人様へ





ご主人様は本当に素敵な方です。



いつだって私の方を見てくださるんです



それは主従として当たり前な事なのかも知れない。ですが第一に私の気持ちという物を大切にしてくださっています



それは主従だとか恋人だからとかそんな関係だからとかではない純粋なお気持ちで。








いつだってそうです



心から思っているという姿勢を見せてくれる



きちんと向き合ってもくださる


ちゃんと不器用な所も見せてくださいます





ご主人様のやり方で。





だからこそ私も着いて行きたいと思える


この方だったら身を委ねてみたいと、全て捧げたいと思えるのだと思います。






慕うという気持ちもそうです




土下座をしなさいと言われて従者はそれに答える。でも気持ちはどうでしょうか



今の私なら

間違えなく泣きながら土下座をしています




悲しい、惨め、そんなんじゃあ無くて


嬉しくて 感謝して 慕っているからこそ

涙が出てくるのです


拭いても拭いても出てくるほどに。




そんな私にご主人様は



「犬が、俺の足元に縋り付くんだよ。

必死に惨めに。


優しく頭を撫で、強く踏みつけてやるから」



そう言いました


でも私からすればご褒美なのです





興奮もします 当然嬉しさも感じます





でも自分がそうだからではない。







ご主人様が喜ぶのなら


安心を得てくれるのであれば




私は喜んで必死に縋り付こう






どこまでも縋って縋って



傷ついても 泣きじゃくっても、怒られても


絶対にあり得ないけれど

もういらない。と言われてもです



私よりもご主人様が大切です





そんなご主人様が

私の存在を認めてくれるのなら


ご主人様が私を大切にしてくださると

愛してくださるというならば




地べたを這ってでも


沢山の人がいる中で土下座したって構わない



引きづられたって構いません


ご主人様の言う

地面に私の顔擦り付けられたっていい





惨めでしょうか 滑稽でしょうか



笑われて指を刺されるかも知れない




でも私は胸を張って

ご主人様に気持ちを伝えます。




だって、ご主人様が愛しいから



ご主人様じゃなきゃダメだから





私のワガママを思い切りぶつけます。





それにご主人様はこうも言ってくださいます



俺が犬の全てを支配してあげるよ


喜怒哀楽

幸せや絶望さえも、全て俺が与えてあげる


俺が犬の生きる理由で、生きる意味だよ」と





私の全てを支配してくださるというご主人様



人生そのものを。




幸せや絶望さえも与えてくれるという。



(居なくなるという事と他の人のモノになる事以外の絶望でお願いします)









では私は着いていくのみです。


でも、着いていくだけじゃあない






私もご主人様の生きる理由になります


生きる意味になりたいです




世界一幸せにしてあげましょう。



悪い所が見つかればお伝えしましょう



主人様が嬉しい出来事があった日には

自分の事のように一緒になって喜びましょう



いつもいつも

一生懸命に頑張って頭脳明晰なご主人様


手の打ちどころがないくらい

完璧主義なご主人様


でも本当は誰よりも脆いご主人様を私は

必死に抱きしめましょう


頭をなでて気持ちを沢山伝えましょう




全て受け入れましょう。






私にしか出来ないご主人様の愛し方で




ご主人様が犬をどんな時も守ってみせると言ってくださるならば私は、意地を張ります



その倍は守ってやります。






だから 


悲しい時も辛い時も楽しい時も興奮してる時もつまらない時も怒っている時も



全部ぜんぶ私にください。ご主人様









他の誰かの「ご主人様」なんていらない




貴方だから慕いたいのです


貴方だから愛したい






どんなにイヤな所を見つけても


どんなにため息をついても



そんな所だって愛したい




私以上に愛せる人なんていないくらい。











ご主人様が大好きだと誓います




ずっとずっと。



何年経っても 歳を取っても