ご主人様と雌犬あいとの日常

愛しいご主人様との日常をひっそりと。

躾①


ご主人様の命令で


ご主人様の言葉ひとつで


身体がグツグツと熱くなってしまう



自分の理性ではもう止められない程。








昨日の躾は私にとって大きな物でした



すれ違いを乗り越えた結果

ご主人様に対しての愛は深まったのだと思う


けれどそれと同時に

躾という名のお仕置も待ち構えていた


 


何がどうなって、今から何が始まるのか。


私の心は追いつかないまま身体だけは熱く火照っていくばかりでした






そんなご主人様からの命令は



頭を床に擦り付けながら土下座をして謝る




というものでした。





文字だけで見れば簡単なものかも知れません

SM界隈ではよく見かける光景


けれどご主人様はそんな甘い方ではないです、惨めに必死に謝る事自体を快感に変えようとまでするのです。





「ご主人様、ごめんなさい」






そう言う度に、ご主人様は言葉で畳み掛けていき私を追い込んでいってしまう




「ご主人様!!ごめんなさいっ!ごめんなさいぃっ!!」





息を荒らげながら一生懸命謝った

きっとそれは叫びに近いものだったと思う。



頭の中が、いつしか謝る事=気持ちいいことだと理解させられてからは自ら謝った


気持ちいいから。



もう自分が今何度謝ったかも分からない


どれくらい声が我慢出来なくなったかも、もう分からない位に必死でした



だから考える前に謝っていた。






ご主人様が「気持ちいい」というたびに私は反射的に謝り、床に頭を擦り付けてイキそうになるのを必死に我慢するしかない


そんな事で許してもらえる訳ないのに。




私の名前を呼ぶご主人様



惨めに謝りながら興奮することは気持ちいい事だと覚えさせようとするご主人様



もう、これ以上考えている暇なんてないくらい私は追い込まれていたのかも知れません




頭の中がご主人様の言葉と快楽で満たされて

ああもう抗えない、私はご主人様に本当に支配されているんだと思った瞬間に自分でも想像していなかった事が起きました



…勝手に噴いてしまった。



その瞬間に何かが出てくる感覚はあったものの、きっと気のせいだと思っていたのですが後から確認してみるときちんと出してしまった形跡があったんです



まだ一度もイッてもいないのに。



凄く不思議だったの一言に付きます。









その後はいつもやっている躾の一環を行った



ご主人様に対する愛情を捧げる為の行為


その為の姿勢すらまともに出来ないほど発情しきってしまい、イキそうになるのを何度もご主人様が止めてくださったのだった



いつだって

ご主人様に逆らう訳にはいかない。





言われた通りにしなければどうなるか


逆らったらどうなるか




躾を通して身に染みていたはず。





けれど…改めて身に染みこまされた。











ご主人様の躾があまりにも辛くて



あんなんてかわいい鳴き声ではなくて



「あ" っ…」




「ん"っ……」



なんていう喘ぎ声になってしまう



身体の底から勝手に出てきてしまう声





きっと、それ程までの快楽。










ご主人様は常に感謝をしなさいと言う



何かあれば反省をさせます



その上で私を、こうやって支配します

ゆっくりと。けれど確実に




感謝に反省に服従




まさに躾。











こうやって

私はご主人様に可愛がって貰っています。